視野を広く持つことも大切!

看護師は人の役に立てるやりがいのある仕事であり、とても責任のある仕事です。小さなミスが命に関わることがあります。そのため、働く人たちは集中し、ミスのないように気を張って業務に取り組んでいます。看護師の中には心が休まらまず疲れてしまうという悩みを抱える人もいます。気を張って仕事をしているので、ピリピリした空気が出てしまい、その影響は人間関係にも及んでしまいます。日本医療労働組合連合会が調査した看護職員の労働実態調査報告書では看護師のストレスに関しての調査があります。ストレスを抱える原因の3番目に人間関係という結果が出ています。ミスをしてはいけないという気持ちが強いので、相手のミスにも敏感に反応してしまいます。また、気を張っていているので、相手とコミュニケーションを取る余裕がないことも人間関係を円滑にできない要因となっています。人間関係は職場の同僚だけではありません。患者との人間関係で悩むこともあります。患者も自分が辛い状況であるため、言動が強くなってしまったり、我儘な要求をすることもあります。そういった患者の対応をするのに疲れてしまうこともあります。また、もっと一人一人と向き合ってしっかり見たいが時間がなくて見られないといった、さまざまな人間関係での悩みを抱える人がいます。自分が何に悩んでいるのかを見つめ直し考える必要があります。もっと一人一人の患者と向き合いたいようなら、デイサービスなどで働くこともできます。他の看護師と働くのが辛くなってしまったようなら、訪問看護で一人で看護を行う仕事もあります。他の道でも看護の仕事はあるので、視野を広く持つことが大切です。